マイホームなび Q&A

相談

マイホームを購入しようと思っていますが、
購入する時期はいつぐらいがよいのでしょうか?

回答

よく新聞、雑誌、インターネットのサイトで“今が買い時!”という見出しをよく目にすると思います。実際に過去の新聞や雑誌などを調べてみると、住宅関係の特集を行うと、ほとんどの記事が“今が買い時! 得するのは今だ!”という見出しをいつも使用しています。これは、不動産会社や住宅会社がスポンサーになっている記事で、売り手側の広告の一環になっているケースが多いようです。よって、雑誌やインターネットのサイトの情報は、広告による記事なのかどうか見極めるようにして、あくまでも情報のひとつとしておくのが得策です。

では、マイホームを購入するタイミングはどのように考えればよいでしょうか?
それは、自分と家族の今後のライフプランやライフスタイルをもとに考えることが最も重要です。
これまでの数多くの方のマイホーム購入の相談に対応してきましたが、購入後も後悔がない購入をした人は、損得でなく、今後のライフプランやライフスタイルを十分に検討してマイホーム購入を決意した人たちです。

●マイホーム購入のタイミングに影響する代表的なライフプランやライフスタイル

  • 結婚の時期
  • 出産の時期
  • 子供の教育プラン(学校区など)
  • 退職の時期
  • 転勤の有無
  • 親との同居の可能性の有無
  • 夫婦共働きの有無

現実的な問題として、マイホーム購入のための自己資金(頭金+購入時の諸費用)の準備状況があります。よく、自己資金は物件価格の2〜3割以上準備する必要があるといわれています。ただし、現実的に自己資金を十分に準備している人が少ないケースもよくあります。
そのため、“自己資金が貯まってから、マイホームを購入しましょう”というアドバイスをよく目にします。しかし、実態は次のとおりです。

●ファミリーの場合

現在の家賃と子供の養育費などを考えると自己資金の不足分を貯めるのに5年以上かかる

●独身者の場合

老後資金を考えると、マイホーム購入のための自己資金に多くの支出ができない
よって、自己資金が十分に現実的には自己資金が物件価格の2〜3割以上準備できていなくても、住宅ローンの返済計画に無理がないかどうか十分に検討するという条件付になりますが、今後のライフプランやライフスタイルをもとに購入を決断しても問題がないケースがほとんどです。
土地や分譲マンションの価格の動向や住宅ローンの金利、住宅に関する税制優遇など、経済的な環境はもちろん大切ですが、マイホームを購入する場合は、検討開始から1年以上かかるケースも多くあります。その期間中に経済環境が変わるケースもあります。また、マイホームの購入は“投資のような損得”ではなく、“自分や家族が毎日を安心安全で快適に過すための基盤を確保”することが目的です。
よって、“マイホーム購入のタイミング”は周りの情報に左右されることなく、自分と家族の今後のライフプランを考えながら、自己資金の準備から購入決定まで多くの時間を必要とするので、計画性ともって“今できることからすぐ行動すること”が重要といえます。

【今回のポイント】

  • 周りの情報に左右されることなく、“マイホーム購入のタイミング”は自分と家族の今後のライフプランを基準に考えましょう。
  • 自己資金の準備から実際の購入までには数年かかるケースもあるので、計画性をもって今できることからすぐに行動しましょう。
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